ごあいさつ

開港当時の大桟橋

開港当時の大桟橋

神谷商事は、NHK大河ドラマ八重の桜で放映された廃藩置県の年に三河神谷村出身の神谷万吉が三河屋金物店として横浜の地に創設しました。
万吉さんは、たいへんエネルギッシュな人だったようで、まだ、一般民間人の海外渡航などほとんど無理だった当時に「亜米利加国」に渡っています。もちろん、現在のように豪華客船でのんびりなどではなく、大工としての腕を生かして、茶を輸出する貨物船に茶箱の修理大工として職を得ての渡航でした。
三河屋金物店は横浜スタジアムに程近い中区翁町にあったのですが、その後、関東大震災や太平洋戦争、米軍による土地の接収などの災難に会いながらも、店舗を中区初音町に移して現在に続いております。