マイクロタイザーN® 除菌洗浄剤
概要
- 今まで効果が弱いとされていた枯草菌(芽胞)に対し抗菌効果を有効に引き出す処方を開発しました。
- 抗菌剤としてDDAC(ジドデシルジメチルアンモニウムクロリド)を主成分に構成されており、幅広い微生物(カビ・酵母・細菌)に効果があります。
- DDACは動物医薬用の殺菌剤として認可を得ており、近年では鳥インフルエンザ用の殺菌剤として使用され、また、大腸菌O-157やノロウィルス患者のおう吐物処理にも有効です。
特長
- 200倍~600倍の高倍率希釈で除菌洗浄を行いますので非常に経済的です。
- 次亜塩素酸のような不快臭がありません。
- 漂白効果はありません。食品が触れる部分の洗浄には十分なすすぎが必要です。
使用上の注意
- 幼児のシャボン玉遊びやいたずらに注意し、手の届くところに置かないで下さい。
- 荒れ性の方や長時間お使いになる場合、また原液をスポンジに含ませてお使いになる場合は炊事用手袋を使う。
- 壁や天井など顔より高い箇所に使う場合は、液の飛び散りや垂れを防ぐため、洗浄剤をスポンジにつけて洗浄もしくはガンスプレーで使用して下さい。
- 使用後は手をよく水で洗い、クリームなどのお手入れをおすすめします。
- キャップを開ける時は液が飛び出すおそれがありますのでご注意下さい。また、容器を移動する際はキャップをしっかり閉めて下さい。
- 他の薬剤・洗浄剤とは混ぜないで下さい。
- 食器・調理器具類は十分流水ですすいでください。
- 食品添加物ではありませんので食品に触れたり、混入しないようにご注意下さい。
ショッピング
[製品安全データシート]
概要 | |
製造元 | 静光産業株式会社 大阪府摂津市新在家2-6-3 研究開発部、企画開発課 電話:06-6340-1162/FAX:06-6340-1481 |
品名 | 業務用除菌洗浄剤・マイクロタイザーN |
成分 | 界面活性剤(非イオン界面活性剤・DDAC) (ジデシル・ジメチル・アンモニウム・クロサイドカルボン酸塩) エタノール 3% |
国連分類 | クラス8(腐食性物質 |
危険・有害性の分類 | |
分類の名称 | 分類基準に該当しない。 |
危険性 | 水溶液であり、引火、爆発の危険はない。 |
有害性 | 眼、皮膚に対する刺激性がある。皮膚に触れると腐食される危険性がある。 |
環境影響 | 水生生物に対して毒性があると考えられる。 |
応急措置 | |
目に入った場合 | 豊富な洗浄水で最低15分間眼を洗浄した後、直ちに眼科医の手当を受けること。 |
皮膚に付いた場合 | 触れた部位を石鹸でよく洗い流す。 |
吸入した場合 | 患者を直ちに空気の新鮮な場所に移し、安静にする。ひどい場合は直ちに医師の手当てを受ける。 |
飲み込んだ場合 | 直ちに吐き出し、多量の水で口の中を充分に洗浄し、医師の診断を受ける。 |
火災時の措置 | |
消火方法 | 水溶液であり引火性、燃焼性の恐れはないが、乾燥して着火した場合には、保護具を着用して、風上から消火する。 |
消火剤 | 水、粉末消火剤、二酸化炭素、アルコホームが有効である。 |
漏洩時の措置 | ゴーグル、ゴム手袋等の保護具を着用して、ウエス等に吸収させるか、真空で吸い取るなどしてから容器に回収する。残りは多量の水で洗い、排水は水質汚濁防止法等に適合するように十分留意し、適切な処理をする。 |
取扱及び保管上の注意 | |
取扱 | 眼、皮膚及び衣類に触れないように適切な保護具を着用し作業する。酸と接触した場合の注意には発熱する。アルミニウム、スズ、亜鉛を腐食する。 |
保管 | 直射日光、湿気を避け、風通しのよい場所で密栓して保管する。アルカリ性の為酸性製品とは同一場所に貯蔵しない。 |
暴露防止措置 | |
管理濃度 | 決められていない。 |
許許容濃度 | 日本産業衛生学会 設定されていない(2001年度版)ACGI H(8Hr,TWA)1,000ppm(エタノール)(2001年度版) |
設備対策 | 取扱については、できるだけ全体換気を適正に行うことが望ましい。出来ない場合は局所排気装置を設ける。 作業所の近くに安全シャワー、手洗い・洗眼設備を設け、その位置を明瞭に表示することが望ましい。 |
保護具 | 保護手袋、ゴム手袋,、防護眼鏡、ゴーグル型保護眼鏡、保護衣、定められた作業衣、必要に応じてゴム長靴を着用。 |
物理/科学的性質 | |
外観等 | 無色透明粘性液体、僅かな特異臭 |
蒸気圧 | 未測定 |
沸点 | 未測定 |
揮発性 | なし |
融点 | 未測定 |
比重 | 1.0(25℃) |
液性 | 中性(pH6~8) |
溶解度 | 水に任意の比率で溶解 |
その他 | データなし |
危険性情報 | |
引火点 | なし |
発火点 | なし |
安定性 | |
爆発限界 | なし |
可燃性 | 消防法、危険物第2類に該当せず。 |
発火性 | 自然発火なし。 |
自己反応性・爆発性 | なし |
安定性・反応性 | 通常の取扱において安定 |
有害性情報(人についての症例、疫学的情報を含む) | |
皮膚腐食 | 知見なし |
刺激性(皮膚、眼) | 眼、皮膚、粘膜で炎症をおこすことがある。 |
環境影響情報 | 該当情報なし。 |
廃棄上の注意 | 空容器を廃棄する場合は、残存内容物を水で洗浄後廃棄する。多量の本品を廃棄する場合には、一定容器にとりまとめ産業廃棄物処理免許を持つ処理業者に依頼し処理する。 |
輸送上の注意 | 取扱注意事項の注意の項の記載による他、運搬に際しては容器・包装に漏れのないことを確かめ、転倒、落下、損傷、がないよう積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。長時間の直射日光及び雨等を避けるよう箱型積載車がよい。その他、関係法規の定めるところに従う。 |
主な適用法令 | ない |
船舶安全法 | ない |
航空法 | ない |
労働安全衛生法 | エタノール3% |
その他 | |
記載内容の取扱 | 記載内容は作成時点で入手した資料、データ等に基づいて作成していますが、含有量、物理化学的性質等の値は保証値ではありません。また注意事項は通常的な取扱を対象にしたもので、用途、用法に適した安全対策等を実施して下さい。 |