1.サンアロー接着液による事故の応急処置について |
---|
「目に入った場合」 ・直ちに清浄な水で15分以上洗顔し、医師の手当てを受ける。 「飲み込んだ場合」 ・多量の水を飲ませて吐かせ、直ちに医師の手当てを受ける。 「吸入した場合」 ・患者を直ちに空気の新鮮な場所に移し、安静、保温に努め、速やかに医師の手当てを受ける。 「皮膚に付着した場合」 ・汚染した衣服を脱ぎ、触れた部位を多量の水で洗い流す。 |
2.サンアロー接着液の接着方法について |
---|
⇒サンアロー接着液のページ参照 |
3.接着液の適量について |
---|
1箇所当たり約0.7mlです(ジョイントとパイプの隙間が埋まった状態)。スポイト半分の量で(約8ml)で約12箇所接着できます。 |
4.接着後の剥離(はくり)剤はありますか? |
---|
剥離剤はありません。剥離の方法は、ジョイントを切断し剥離します。 ⇒修理について参照 |
5.室内で接着作業をする場合について |
---|
床にダンボールや新聞紙(4・5枚重ねる)を敷いて接着液がこぼれた時の保護をして下さい。 また、ポリエチレン製、ポリプロピレン製のシートがあれば使用してください。 フローリングや塩ビの床材の上に接着液をこぼすと表面ニスや材質そのものを溶かすことがあります。 作業時は十分に換気し、火気を近づけないで下さい。 |
6.屋上やベランダで接着作業をする場合について |
---|
床にダンボールや新聞紙(4・5枚重ねる)を敷いて接着液がこぼれた時の保護をして下さい。 また、ポリエチレン製、ポリプロピレン製のシートがあれば使用してください。 屋上やベランダの防水処理した床に接着剤をこぼすと表面を溶かすことがあります。 作業時は火気を近づけないで下さい。 |
7.接着液をこぼした場合について |
---|
フローリングにこぼした場合の修理は、目の細かいサンドペーパーで表面を平らにしニスを塗ってください。 塩ビの床材の場合の修理はホームセンターにご相談ください。 じゅうたんにこぼしたときは、下に新聞紙を敷き、上から乾いた白い布で拭き取り、次に濡れた白い布で擦り、再度白い布等でよく吸い取り自然乾燥させます。 屋上やベランダ等の防水処理した床面にこぼした場合の修理は、防水処理施工業者に相談ください。 |
8.下向きのジョイントに接着液を注入する場合について |
---|
スポイトに接着液をほぼ満タンに吸い取る。 パイプとジョイントの隙間に下から針を当て少し強めに注入し時間を置いて再度注入してください。 目に入ると危険ですので、接着液が飛び散らないように接着箇所を布で覆って作業します。 垂れた接着液は拭き取らず自然乾燥してください。拭くとキズになります。 |
9.古いパイプを再利用する際の接着について |
---|
接着する面を紙ヤスリ等で削り、乾いた布でよく拭いてからご使用ください。 |
10.通しジョイントの接着の仕方について |
---|
横にして両側から接着液を注入してください。 通しジョイントはパイプとのすき間が若干大きくなっていますので、縦方向で接着する場合は、嵌合(かんごう)部の隙間の少ない方に接着液を注入してください。 入れ過ぎると通過して垂れてしまいますので、2度くらいに分けて行なってください。 |
11.通しジョイントは接着すれば動きませんか? |
---|
接着すると動きません。尚、棚等の支柱の中間に使用する場合は、接着液が乾燥するまで3日くらい乾燥させてから物を載せてください。 |
12.イレクターへのサンアロー接着液以外の接着剤(塩ビ用等)の使用はできますか? |
---|
イレクターの接着は、イレクター専用サンアロー接着液以外使用できません。 サンアロー接着液は、パイプとジョイントの樹脂を溶かして固定するイレクター専用の溶剤です。 |
13.サンアロー接着液の保存方法について |
---|
火気のない冷暗所に密栓し保存してください。 |
14.サンアロー接着液の廃棄方法について |
---|
廃棄は、新聞紙かボロ布に含ませて可燃物ゴミとしてポリ袋に入れて廃棄してください。(作業時、保管時には、火気・換気にご注意ください) |